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ダンス道=稀な道

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ダンス道=稀な道

9月27日(土)Diary ジャズダンスレッスンの日

朝一番でラインが入り、「起きたら今でした。遅れて入ります」とのこと。けれど、彼女は来なかった。胃痛がはじまり、苦しんでいたそうです。

仕事が大変なのは知っていたのですが、なんとか休んでほしいな、有給とってでも自分の時間をとってほしいなと思うほどでした。そう言う忙しい中でも「ダンスの時間だけは絶対に確保しています」という彼女がお休みをしてしまったのです。

この1年くらいは自分からも「辛い」ということばを口に出されて、「なんとかしなくてはいけないんです」とおっしゃっていたので、少し楽になったのかなと思っていたのですが、根本的な解決には、まだ至っていないようです。

「自分が変わらないと、何も変わらない」とよく言われますが、彼女の努力はいつ報われるのかなと思います。

ジャズダンスやストレッチで体を整えることは、その導いていく道筋を手にとるようにわかっていくとそれが思考となっていく。体を動かし続けていると、思考とリンクしてきます。それは今までの経験とは違う稀な道となるはずです。

その思考に気づき、意識的に受け取り、新しい未来の歩き方と紐づけて、生活や仕事の役に立ててほしいと思っています。思考が変わることは、自分を変えることにつながるからです。

ダンスを学ぶということは、新しい思考の道筋をつくることでもあります。特に大人から始めた人は、しっかりと「新しい道」を見つけてほしい。踊るために積み重ねていく多くのことは、新しい生き方を築き上げることに匹敵すると思います。

あるとき彼女は「そういう意味で仕事に役立っている」と話してくれました。その言葉が本当に嬉しかった。彼女は小さくても、自分の生きる「仕事」という場に、踊りの思考を取り入れてくれていました。

きっとまだ、自分自身が見つけ出した稀な道を、まだ見つけていない、あるいは、その小さな思考を拡大評価して使うこと――それは舞台に立つ、本番で踊るという時に起こるのですがーーそういうことができる力はすでに彼女の中に備えられている、と私は思っています。だからあとは気づいていくだけです、新しい稀な道を。

自分を信じてほしい。

自分が変われば周りは必ず変わります。周りをなんとかしたいのなら、自分が変わるだけなんです。

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