10月14日(火)ジャズダンス火曜クラスDiary
本日はジャズダンス火曜クラスのレッスンでした。
いつもは「バーストレッチ」今日は「床ストレッチ」を
参加者の方からのご要望は「床ストレッチ」。
股関節が動き始めてきたとのことでしたので、動きにくい側から念入りに可動エクササイズを行いました。
肩甲骨が動けば全てにいい!
もう一つのテーマは「肩甲骨の可動」。
この二つは体の中でも特に大きく、そして重要な関節です。
前回は股関節を中心に、今回はその復習をしつつ、特に肩甲骨まわりを丁寧に動かすことに集中しました。
肩甲骨まわりが動かないだけでなく、それに関わるすべての筋肉が“おやすみしている”ような感覚を受け取りました。
そこで、彼女の筋肉の代わりとなり、肩甲骨の動きへと導く作戦を開始。
まずは骨盤とお尻まわりの癒着をとり、そこから骨盤から肋骨へとつながるストレッチを、まるで彼女の筋肉の一部になったつもりで行いました。
伸び代が多すぎる喜び!
ストレッチが「わからない」と感じる方には、このように奥の筋肉にまだ意識が届いていないケースもあります。
ただ“そこにいるだけ”で支えている筋肉たちを、「ここを伸ばすんだよ」と目覚めさせるように、体の感覚として意識が届くレベルまで一緒に働きかけていきました。
自分でも「あれ、まだ伸びしろがあるぞ」と感じつつも、私の力だけでは難しい部分もあり、何度もトライしながら進めました。
確認はルイジエクササイズで
ルイジエクササイズでは、立ち姿のまま肩甲骨を動かす練習を。
最初は肩を上げることがうまくできていませんでした。
もしかすると、これまで「手を上げる時に肩が上がるので下げましょう」と言われてきた経験から、上げることをためらっていたのかもしれません。
ですが、背中の筋肉までしっかりと感じ取りながら肩を上げ切る。
上げにくい方向へいっていた肩の向きを修正しながら、「思い切り上げる」という感覚をつかんでもらえるよう、何度も繰り返しました。
やはり肩甲骨の内転が肝!
左肩には四十肩の兆候があり、私のサポートでは完全な可動が難しかったため、まずは比較的動きのある右肩を使って“上げ切る”ことを目標に。
そこから山を越えるように肩を後ろへ引き、肩甲骨の内転を意識していきました。
肩こり・首こりの方は、この内転の筋肉が使えなくなっていることが多く、常に働きすぎて動きを伴えない状態です。
そこで、私は彼女の筋肉になったつもりで「動いて」と言葉をかけながら、何とか肩を後ろに回し込みました。
体に語りかけよう
“お休み中”の筋肉に「おはよう」と伝えるように。
「こっちの道の方が楽だよ」と導くように。
そうして動く方向性が整った結果、彼女の体に明らかな変化が現れました。
初めてできたことは意識的に感動して心に留める
手を上で丸くするエクササイズの形では、これまで「肩を下げて手を上げる」ことができませんでしたが、綺麗に肩が下がり、首の横にすっと隙間が通る美しい形に。
本人もその変化をしっかり感じ取り、「綺麗になった」と自覚してくださったのです。
この瞬間、確かな成果を感じました。
本当によく頑張りました、私たち!お疲れ様でした。来週もよろしくお願いいたします。
ジャズダンスクラス
-
-
ジャズダンス
身体で考える 一度「わかる!」瞬間を感じた時、その快感はクセになる! 身体を深く知って、自由に踊る 動ける体を作りたい! 「とりあえず楽しく」がモットーの方には、少し退屈かもしれません。 「楽しい」よ ...
続きを見る